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「エドは裏で船員とヤりまくってる(嘘)」と聞き、「じゃあ私も...!」とエドの寝室に行くステvs何も知らないエド/Stede thinks Ed is a b * tch (lie) vs Ed doesn't know anything

Summary:

※ヤリまくってません

スティードがとことんアホです 下ネタが多分に含まれるけどヤりません 左右ないです
パッと思いついた勢いで書いたのでしょーもないし短いです

Work Text:

「エドは裏で船員とヤりまくってる(嘘)」と聞き、「じゃあ私も…!」とエドの寝室に行くステvs何も知らないエド

 

 きっかけは、船員同士の定例親睦会(飲みの席)で隣のローチから聞いた話だった。
「最近、船長って黒ひげさんと仲良いですよねぇ」
ローチは久しぶりに上質な酒を口にし、大変へべれけに酔っている様子だった。何度か「せんちょう」を噛んだのを言い直そうとして、手元のグラスを倒しかけている。
「あぁ、まあね。時々二人で飲んだりもするようになったし」
黒ひげことエドワード、エドは今回の親睦会には来ていない。定例親睦会と聞いて「てい…会議か?難しいことは嫌いだ」とさっさと自室に戻ってしまったのだ。ジムから「堅苦しい言葉を使うから勘違いされるんだ」と呆れた目をされたので、次回からこの集まりの名称は変更しようと思う。
「それなら、アレしてもらったこともあるんすかぁ?」
 すると急にローチは意味深に声を潜め、ニヤニヤと尋ねてきた。
「アレ?」
「ほら、アレですよアレ。黒ひげって裏では…船員とヤりまくってるって噂じゃないですか!」
「っは?!」
私は思わず飲んでいた紅茶ハイを吹き出しかけた。
「え、船長知らなかったんですか?有名だよなぁ、ジョン?」
「あぁ、その噂なら聞いたことはある。そりゃもうズッコンバッコン…」
「ズッコンバッコン?!」
私が目を白黒しているうちに、ローチがさらっと反対のジョンに投げかけた。ジョンはその言葉に驚いた様子もなく、頷いてラム酒のグラスを傾け続けている。
「特に騎乗位がめっちゃ上手いとか」
「その腰振り術で攻めてきたイギリス海軍をみんな骨抜きにしちまったって噂、俺も聞いたことありますよ!」
 スウェードとフレンチーも顔を不健康な赤色に染め上げ、お互いの顔を見合わせてゲラゲラと笑っている。どうやら彼らはいつも以上に酔いが回っているらしい。
「まぁ、うちには他にヤりまくり担当がいるけどな…イテッ!」
何か大声で言いかけた末席のピートは、隣のルシウスに思いっきり肘鉄を喰らっていた。それを見たオルワンデが呆れてため息を吐いている。
「船長もヤらせてもらいに行ったらどうですか?悪い思いはしませんって!」
「え、ええ…?でもほら、彼にだってテイストというかモットーというか、そういうものがあるはずだし…」

 

 翌日の夜、私は直立不動でエドの部屋の前に立っていた。
「おぉ、スティード…?どうしたんだこんな夜中に」
きっちり3回ノックして出てきたエドはちょうどこれから就寝するところだったのか、首元がざっくり開いたトップスを着て片目を擦っている。な、なんてセクシーなんだ!こんな油断も隙もありまくりな格好で、ヤることヤりまくってるなんて…!
「ち、ちょっと、頼み事があってね」
「うん?とりあえず入れよ、寒いだろ」
私が薄着で部屋の前に立っていたのを見計らって、エドは遠慮なく自室に招き入れてくれた。こういうさりげない気遣いも彼が海賊のカリスマたる所以なんだろうか。
「それで、頼み事ってなんだ?」
「あ、あーうーん、その前に、一杯やらないか?」
 例えエドが誰彼構わずヤりまくっているとしても、紳士としていきなり事に及ぶわけには行かない。私はにっこり微笑むと、持参した酒瓶を顔の高さに掲げた。以前どこかでエドが好きだと話していたジャマイカ産のラム酒だ。エドはぱぁっと花が咲いたように顔を綻ばせると、二人ぶんのグラスを取りに駆けていった。

 しばらく二人で盃を交わし、良い具合に酔いも深まった頃。
「ふぁ〜美味かった…ステぃド、ありがとな」
ラム酒はほとんど底を尽き、空になった酒瓶が床に転がっている。顔が赤らみ、呂律も回らなくなっているエドはコロコロと屈託なく笑った。目元が若干潤んでいるし、ガードが緩くなった首元から鎖骨が覗いているし、正直言って、大変エロい。
「そーいやぁ、頼みごと?があるんだっけか?」
 そんな油断した姿を私に見せてくれるってことは…OKってことで良いのか?!私は深呼吸し、胸に手を当てると意を決して叫んだ。
「えっエド!私と…一夜を共にしてもらえないだろうか!!」
私の渾身の大声に、エドはキョトンと目を丸くした。しかし暫くすると、再びその瞳がニッと細められる。
「…なんだぁ、そんなことかよぅ。ほらいいぜ、来いよ」
 そう言うとエドはふわりと立ち上がって、私に手を伸ばした。酒混じりの体温でほんのり温かい手にそのまま連れられていったのは、彼のベッド。少し狭いが、彼の体が収まるには充分なサイズのマットレス。まずい。もう興奮しすぎて記憶が飛びそうだ。
私はエドに施されるがまま、柔らかいシーツの中に潜り込んだ。そうして彼はベッドサイドのロウソクを消して、私を両腕で深く包みこんで…
「あれ?」
子供をあやす母親のような姿勢から動かなくなったエドの腕の中で、私ははたと気づいた。
 もしかしてエド、本当に寝ようとしてる?
「すぅー…くぁー…」
ほらやっぱり!もうぐっすり寝てる!というか寝付きが良すぎだろう!!
「えっえっ何これ、どういう状況?」
快眠しているエドを起こさないよう、小声で混乱する。全部勘違いだったってことなのか?こんなの完全に生殺しじゃないか!!
 うーんでも、エドの腕の中とっても気持ちいいし…彼の太くて逞しい腕と胸板に包まれていると、すごく愛を感じるし…私も眠いし、このまま寝ても…いいか…

 

 翌朝。改めて噂の真相を尋ねた私はエドに「馬鹿じゃねぇの」と真顔で一蹴されたのだった。