Work Text:
「……名前はガドリングだ。ガドリング先生とか、ホブ先生とか、呼び方はなんでも構わない。オフィスアワーは水曜の午後と金曜の午前だ。それ以外の時間で用事があれば、大抵はNew Innっていう店にいる……」
初めての講義中、メモを取る手が止まった。New Innなら知っている。
むかし、父親と一緒に行った店だ。近くの公園で遊んで、帰りにNew Innでレモネードを飲んだ。汗ばんだTシャツと泥の匂い、口中に広がる冷たいレモネードの記憶が一気に蘇った。その瞬間は大学の講堂ではなく、週末の公園に引き戻されたようだった。
学校やクラブが忙しくなると公園で遊ぶことも減り、New Innにも行かなくなった。そうか、New Innはまだあったのか。
顔を上げ、ガドリング先生の顔を初めてじっくりと眺めた。歳は……30代後半くらいだろうか? 大人の年齢なんてよく分からない。10年前にわたしが父と店に通ったときにも、先生はいただろうか? 父だったら、若いころの先生を覚えているだろうか?
記憶を探り、New Innの風景を思い出そうとする。駄目だ。あの頃のわたしは背が小さくて、大人の顔なんて見えなかった。店のぼんやりした雰囲気と、壁に描かれたレモネードの絵しか思い出せない。
「……じゃあさっそく授業に入るぞ。課題図書のリストだが……」
先生の声が再び耳に入り、一気に夢から覚めた。危ない、8歳の思い出に引きずられて講義を聞き逃すところだった。わたしは再びペンを走らせた。
「New Innって覚えてる?」
夕食後、さっそく父に聞いてみた。父はビールグラスを置き、神経質に髭を触った。何かを思い出しているときの父の癖だ。
「ああ、よく一緒に行ったよな。それがどうかしたか?」
「今日の授業で、先生が言っていたから思い出して」
父が目を細めた。これも、昔を懐かしむときの癖だ。わたしも似たような癖があるから、母によく揶揄われる。
「そういえば、今日が新学期だったな。……懐かしいなあの店、まだあったのか」
「10年前だから、店主は変わっているかもしれないけど」
「そうだな。店主は、変わっているかもしれない」
『店主は』という含みのある言い方が気になった。あの店について、何か知っているかのような口ぶりだ。わたしの疑念が顔に出ていたのか、父は続けた。
「……あの店に関しては不思議な体験をしていてな」
「不思議な体験?」
「おれがまだ……15か16の頃だ。今のお前より若いな。1989年か、90年頃の話だな。ちょっと長くなるが、聞きたいか?」
わたしが頷くと、父は語り始めた。
それはこんな話だった。
***
その頃の俺は所謂……悪ガキでな、まあ、15歳のガキなら仕方ない。スプレー缶を片手にあちこち落書きをしまくってた。でも、バンクシーみたいなやつじゃない。せいぜい看板を汚す程度で、名前をちょろっと描くだけのかわいいもんさ。
ちょうどその頃、街で大規模な工事があってな。今のNew Innから少し離れた地域だ。なんでも、もともとあった建物や周辺を潰してマンション開発をしているって話だった。
歴史ある建物で取り壊しには反対活動もあったが、まあともかく。人がいなくなった夜を狙って、俺は工事現場のフェンスに近づいた。
何か描きたかったわけじゃない。ただ、真っ白な工事のフェンスに赤い線が生まれていくのが面白くてな。そうしたら背後で「おい!」って声が聞こえた。
焦ったよ。警官が来たのかと思ってな。だが振り向いてみると、全然違った。30代か40代くらいの背恰好の男だった。その頃流行りのジャケットを羽織って、手には携帯電話を抱えていた(当時の携帯電話を見たら、お前はびっくりするだろうな。今のに比べたらとても持ち歩けるもんじゃあない)。言っちゃあ悪いがごく普通の男だった。
「おっさん、何の用? 邪魔しないでくれよ」
警官じゃないことに俺は安心した。それで調子に乗って、生意気にも聞き返したってわけだ。
「いや、邪魔するつもりはなかった……ただその、君の持っているそれに興味が湧いてな」
男が指さしたのは、俺が持っていたスプレー缶だった。てっきり叱られると思った俺は、なんだか拍子抜けした。俺がスプレー缶をカシャカシャ振ってみせると、男は「それそれ」と頷き、続いてこう聞いた。
「そのスプレーって、店で売っているよな?」
「普通に売ってるけど……おっさんも落書きすんの?」
「いいや、落書きじゃない。だけどアイデアが閃いてね、伝言を残すために」
「伝言って……誰に?」
俺は眼の前の男に興味が湧いた。俺みたいな悪ガキを叱るどころか「伝言を残す」って言うなんて、変なヤツだと。俺にとってはスプレーってのは落書き用で、伝言のために使うなんて言われてもピンとこなかった。
男はフェンスの向こうの建物を指さした。
「実はこの店で俺と……友人は待ち合わせをしていてな。だけど、こないだの待ち合わせに『彼』は来なくて、店は潰れちまった」
男はため息をついた。
「それで、待ち合わせ場所を作ることにした。少し離れた場所にな。だが、どうやって場所を伝えようかと悩んでな……君のスプレーで思いついた。ここにメッセージを残しておけば、きっと『彼』も店の場所が分かって、合流できるってな」
男はスプレーをフェンスに吹きかけるジェスチャーをした。若干不格好な姿勢だったが、矢印を描こうとしているのは分かった。矢印の方向に店があるって伝えたいんだろう。
「だったら看板を立てれば?」
だってそうだろう。スプレーの落書きなんて、いつか消される運命だ。だったら看板を立てるほうが分かりやすいし、店の宣伝にもなる。だけど俺と同じことを考えていたのか、男はすぐに反論した。
「いや、マンションが建つなら看板は立てられないだろう。だけどスプレーだったら、どの壁にだっていつでも描ける」
「じゃあ新聞に広告を出しなよ、名指しでさ」
(新聞の広告に金を払ってメッセージを送るなんて、今の子には伝わらんかもな。でも昔はあったんだよ。そういうコーナーがあってな。「J.スミスへ 荷物は受け取った。 J.ジョーンズより」とかな。映画や小説で見たことないか?)
そうしたらなんて言ったと思う?
「『彼』の名前も知らないから、新聞広告の手も使えない」だとよ。信じられるか? 待ち合わせの相手なのに、名前も知らないなんて。ていうか、名前も知らないのに友人と呼べるのかって?
声には出さなかったが俺が「嘘だろ?」って表情をしていたんだろうな。男は苦笑いしてたよ。あきれ果てて、俺は気づいたらまた尋ねていた。
「スプレーで描くのはいいとして……いつまで続けんの? そいつが来るまでずっと?」
ひどく真っ当な疑問だ。そしたら「まあ、通い詰めるさ。しばらくはここに留まるつもりだし」とだけ言って肩をすくめた。
気が長い奴……いや、諦めが悪い奴だと思った。それからもう一つ疑問が湧いた。
「ひょっとして今日ここに来たのも、そいつが来るかと思って?」
男は頷いた。
「代わりに君が来たけどね。でもスプレーさえあれば、毎晩ここで見張る必要もなくなる。店で待てばいい」
冗談でもなく、本気でそう言ったんだ。変なヤツと思いつつ、俺はスプレーのコツを教えてやった。使いかけのスプレー缶もあげたよ。
男が矢印を描けるようになったのを見届けると、俺は家に帰ることにした。あまりに真面目に矢印を描くもんだから、邪魔するのも馬鹿らしくてな。
別れるときの会話を今でも覚えている。そいつが「家にはきちんと帰れよ」「勉強しとけよ」なんて言ってきたから「アンタ、学校の先生か?」って返した。そうしたら奴は考え込んだ。
「先生か……色々やってきたが、教職は考えてもみなかった。店が落ち着いたら、教師を目指すのもありかもな」
「ふうん……転職を重ねてきたって感じ? 見たところ、そんな歳には見えないけど」
「俺は見た目より老けていてね」
そう笑って、スプレー缶を振りながら笑っていた。俺はそのまま家に戻って、久しぶりに教科書を引っ張り出した。
それ以来、その男とは話していない。
でも……それから少ししてマンションの工事が中止になったって噂が聞こえた。なんでも、資金繰りの問題と反対運動があったらしい。でも店は再開することもなく、中途半端に工事現場が残ったそうだ。
俺はぼんやり、あの男が関係しているのかと考えた。もしかしたら、メッセージを残すためだけに開発が中止になったんじゃないかってな。馬鹿げた考えだが。
開発が中止になった後も、俺は何度か足を運んだ。男に会えるとは思っていなかった(だって、男は店で待つって言ってたんだからな)。でも、もしスプレーが消えていたら俺が描き足してやろうっていう気持ちも少しはあった。
だがな不思議なことに、矢印はいつもあった。最初の頃は不格好だったが、次第に真っすぐな線になった。薄れてきたタイミングで描き足されていた。間違いなく、あの男が通っている証拠だった。
それから俺は就職して母さんと出会って結婚して、お前が産まれて……忙しくてスプレーや工事現場も、あの男のことも忘れちまった。
でもお前が5歳か、6歳か。だから……2008年頃か。公園でお前と遊んだ帰り、ふと工事現場を思い出した。それで、ちょうど帰り道だから立ち寄ってみたんだ。あの男と出会って、20年が経っていた。さすがにスプレーは消えているだろうけど、懐かしく思ってな。まだ小さかったお前を抱っこして見に行ってみた。お前は覚えてないだろうな。
そうしたら……残っていたんだよ。矢印が。そして矢印の近くにははっきりと”New Inn”って付け足されていた。”Inn” ってのは、あの男が言っていた新しい店の名前かもしれない。
そしてな、スプレーはちっとも掠れていなかった。普通は風雨で薄れていくが、あの男がスプレーで上書きしていたってことだ。20年間ずっと、工事現場に通っていたってことか? 20年間も会いに来ないヤツのために、ここまでするか?と俺は呆れたね。
お前を抱えて立ち尽くしていたせいか、通りがかった人に心配されたよ。「何かありましたか?」って。俺は慌てて否定して、その通行人に”New Inn”の場所を聞いた。場所は矢印の通りだったよ。
New Innは良い店だった。休日で賑わっていて、雰囲気もよさそうだった。それから、ふと客の一人が目に留まった。二人掛けのテーブル席で、本を読んでいた客だ。
俺は「あの夜の男だ」と何故か思った。20年前に少し話した程度だから、当たり前だが顔ははっきりとは覚えちゃいない。それに20年も経てば老けているはずなのに、あいつは俺と同じくらいの年齢……つまり30代に見えた。だから本人のはずないんだが、なぜか「あいつだ」と思った。雰囲気が同じだったんだよ。物腰というかな。うまく説明できないが。
そいつの雰囲気が、いかにも「待ち合わせ中です」って感じで、なおさらスプレーの男を連想したのかもしれない。普通はひとりで二人掛けの席についたら、空いた席に荷物や上着を置くだろ。けどそいつ、一方の席は空にしたままだった。いかにも、誰かが来るのを待っている感じでな。
話しかけようと思ったが、なんだか気がひけて止めた。「待ち合わせを邪魔しちゃ悪い」と思ってコーヒーをテイクアウトした。母さんへのお土産にな。
それからも、公園でお前と遊んだ帰りはNew Innに立ち寄ることにした。待ち合わせに成功したのか確認したくてな。毎週末、とまではいかないけど、天気のいい日は必ず。お前が小学校に入ってからもだ。お前が覚えているのもそのせいだろう。お前はあの店のレモネードが大好きだったな。
「あの男はずっといたのか?」って? ああ。いたさ。俺が店に入るたび、かならず二人用のテーブル席にいたよ。いつも片方は空席だった。
あいつ、友人とは会えたのかね。New Innの男は、俺がスプレー缶を渡した男じゃないってもちろん分かっているさ。でもなぜか気にかかってな……。だってあの夜、あいつは真剣にスプレーを握っていてな。役立ったならいいんだが……。
***
父の話を聞いてから数週間後、わたしはNew Innに向かっていた。課題について質問するためだ。オフィスアワーに行けばよかったが、授業が詰め込まれていたのでNew Innで先生を探すつもりだった。
メールで質問することも考えたが、店は家から近かったので「こっちのほうが早い」と思ったのも理由だ。ついでに、あの店のレモネードをもう一度飲みたかった。
店は10年前と変わらなかった。もちろん内装は変わっていたが、雰囲気や客層などは8歳の頃のままだった。観光ガイドに載るタイプの店ではなく、SNSで流行るタイプの店でもない。昔から地元に愛される店、という感じだ。記憶より店内が小さくなった感じがするが、これはわたしの背が伸びたからだろう。
先生を見つけた。二人掛けのテーブルに座り、ノートPCに向かい合っていた。眼の前の画面に夢中で、入り口のわたしには気づいていない。
『俺が店に入るたび、かならず二人用のテーブル席にいたよ。いつも片方は空席だった。』
ふと、父の声が頭の中で響いた。ちょっとだけ肩が強ばったが、先生に話しかけることにした。父の話と先生が関係あるはずがない。確かに先生の向かいは空席だが、流石に偶然だろう。
「先生、あの……大学で『歴史学概論』の授業を取っているものですが」
話しかけると、先生は顔を上げて瞬きした。わたしの顔を思い出そうとしたのだろう。大人数の授業だから、わたしの顔と名前なんて覚えていないのも無理はない。
「ああ、火曜日の授業の。何か質問か?」
そして課題の話に移り、思っていたより早く解決した。椅子を勧められる時間もなかったほどだ。
「ありがとうございました。じゃあ、失礼します」
「帰るのか?」
「他の授業のレポートが終わっていないので。レモネードを買って帰ります」
わたしは壁に掛けられたメニューを見やった。10年前の記憶だと黒板にレモンのイラストが描いてあったはずだが……見つからなかった。
「ちょっと昔にはレモネードもメニューにあったはずだが。もう置いてないな」
わたしの視線を辿って、先生が答えた。少し首を傾げ、残念そうだ。
「いえ、いいんです。ありがとうございます」
別に、ジュースしか飲めない年齢ではない。レモネードではなく、コーヒーを買って帰ることにした。先生に会釈して、カウンターに向かった。
カウンターで注文を告げると、店員に「学生さんかい?」尋ねられた。頷くと、相手はニッと笑った。
「やっぱな、『先生』と話していたもんな。先生に質問する学生が来てくれると、店も注文が増えてありがたいね」
「……先生、よく来るんですか?」
最初の授業でも『大抵はNew Innっていう店にいる』と言っていたが、店員に覚えられるとは思わなかった。カウンター越しに店員は小声で教えてくれた。噂話が好きなタイプらしい。
「ほぼ毎日来てるよ。仕事のためじゃなくて、なんでも『待ち合わせ』らしくてね。試験期間や出張で数日空くと、『俺を訪ねに誰か来なかったか?』『伝言は残っていないか?』って酷い焦りようさ」
「だから二人掛けの席に?」
わたしの頭の中では父の声が響いた (『そいつの雰囲気が、いかにも「待ち合わせ中です」って感じ』)。いいや、10年前といえば、先生は20代のはずだ。父は「その頃の俺と同い年くらい」と言っていたから、先生と同一人物のはずがない。
砂糖とミルクを用意しながら、店員は答えた。
「そう、いつもあの席さ。店が混むとき、二人掛けの席を取られるのはちょっと困るが。まあ、前の店長がお世話になった人の息子らしくてね。店としても強く言えないんだ」
なるほど、息子か。10代の父が出会ったのは、きっと先生の父親に違いない。10年前に父が「雰囲気が同じ」と感じたのにも合点がいく。先生は親子揃って、待ち合わせにNew Innを使っているのだろう。待ち合わせの相手も親子で、家族ぐるみの付き合いだったりして。
ひとりで納得していると、店員は更に加えた。
「なんでも『黒い服と黒髪の細身の男』と待ち合わせらしくてね。相手の名前は教えてくれないんだが。学生さん、心当たりないかい。毎回聞かされるもんで、俺も気になっていてね」
「さあ、それだけの情報では……」
事実、そうしたファッションの人間なら何人かいそうだ。先生の服装とは正反対だけど。答えを濁して、わたしは会計を済ませた。
店から出ながら、ふと先生の返答を思い出した。『ちょっと昔にはレモネードはあったはずだが。もう置いてないかもしれない』という言い方だ。先生の「ちょっと昔」っていつのことだろう。やっぱり、10年前にも先生はいたのだろうか?
まあいいか。今は歴史学の課題のほうが大事だ。手元のコーヒーの温かさを感じながら歩き始め、次第に先生の事情も忘れてしまった。
***
それから数日後、わたしは再びNew Innに向かっていた。今度は先生に会うためでなく、コーヒーを飲むためだ。
幼い頃に遊んだ公園にも散歩も兼ねて行こうとしたが、警察や救急車が来ていて騒がしかった。事故でもあったんだろうか。落ち着いて散歩できなさそうなので、公園は諦めてNew Innに足を向けた。
店に入ると、わたしは目を疑った。先生の向かいに誰かが座っている!
後ろ姿しか見えないため、どんな人なのかは分からない。学生だろうか?でも、授業の話をしているようには見えなかった。だって授業の話にしては、先生はかなり楽しそうだから。
先生はスマートフォンを見せ、身振り手振りのジェスチャーも大げさで……大型犬が尻尾を振って懐くときの様子を思い出した。いや、流石にそれは先生に失礼だった。
向かいに座る人の声が聞こえないからこそ、先生の楽しそうな様子と対照的なのかもしれない。無口な人なのか、聞き手に回っているようだ。先生が一方的に話している様子だけが伺える。
失礼にならない程度に、こっそり観察した。顔は見えないけど、黒い髪に黒のコート……数日前にカウンターの店員が言っていたのと同じ風貌だ。彼が、先生の待ち合わせ相手だろうか?
カウンターに向かうと、数日前と同じ店員だった。わたしだと気づくと、肩をすくめてから小声で話し始めた。どうやら、誰かにこの様子を話したくて仕方なかったらしい。それもそうか、先生の待ち合わせに付き合わされたのは店も同じなのだから。
「『先生』への質問はまた今度のほうがいいよ。あの様子じゃあ先生、ずっと話しっぱなしだ。あのゴスの彼が来店してから経つが、あんなに幸せそうな先生は初めて見たね。最初の頃は互いに話さずに静かなもんだったのに。次第に話が弾んでいったみたいだ。よっぽど積もる話も多いのかね」
「ええ、邪魔しないほうがいいなと思いました。コーヒーを二つ貰えますか? 持ち帰ります」
コーヒーの一つは父へのお土産だった。数日前にNew Innに行ったことを伝え忘れていたのだ。待ち合わせ、少なくとも子世代(つまり、先生と黒服の男性)は成功したという土産話も伝えなければ。父もきっと喜ぶだろう。
